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    ソチオリンピック(1) no.89[2014-03-07]

    投稿日:2014年3月7日

    ソチ冬季オリンピックが、過激派に襲われることなく無事に閉会しました。

    世界平和を願った祭典も終わってみれば、ウクライナの軍事威嚇行動の発生が世界の現状なのでしょう。

    ソチオリンピックでのメダル獲得数は8個で、

    冬季オリンピック史上2番目に多い獲得数となり、めでたしめでたし、でした。

    オリンピックで強く印象に残った選手の雑感を綴りました。

     

     

    ★葛西 紀明

    長野オリンピック以降、6度目で獲得した銀メダルは24年間にも渡る挑戦の結果です。

    葛西選手は大願成就(24年間もの努力)を果たし、慰労金で豪邸を建てたいそうです。

    不死身のメダル獲得者は、世界中のミドル層に大きな夢と輝きを示してくれました。

     

    ★羽生 結弦

    東日本大震災で被災し、一度はくじけそうになったフィギュア道を諦めず、

    単身でカナダに飛び、カナダ人のコーチブライアン・オーサー氏に師事しました。

    カナダの金メダルはなりませんでしたが、

    天賦の才能に満ちた羽生選手は、素晴らしいコーチに支えられ金メダルを獲得という大輪の花を咲かせました。

    これから日本のみならず世界のフィギュア界のリード役を果たすことと思いますが、

    純真な羽生選手が世間との軋轢のなかで、自ら描く夢を超然と推し進めて欲しいと願っています。

    それにしても、羽生選手とコーチとの出会いを知りたいものです。

     

     

    ★浅田 真央

     

    悲劇の女王を演じてしましいました。

    フリーを演じ終わった瞬間、観客からの拍手喝采を浴び、新しいヒロインの誕生でした。

    金メダルを超えた賞賛でした。

    勿論オリンピックでの金は素晴らしいものですが、殆どの選手たちはメダルさえ手に届かないのが現状です。

    一連のドラマの中から、私は浅田選手に天賦の政治家としての能力を垣間見ました。

    第一は、トリプルアクセルへの挑戦の選択です。

    金を取るには「トリプルアクセル」しかないという戦略の選択です。

    次に挑戦し続けた鉄壁の意志力です。

    これは元イギリス首相サッチャー氏を彷彿させるものでした。

    三つ目が、外人記者からの質問の受け答えでした。

    「氷で転ぶときの感情はいかがですが?」と難しい両極の内容でした。

    「転ぶとわかった時には痛くないですが、分からないときは、ものすごく痛いです。」

    とのトークには誰も傷つけず、聡明な人柄に惚れ込みました。将来きっと大輪の花を咲かせるでしょう。

     

     

    浅田真央選手のコーチは佐藤信夫さんと言う齢72歳の白髪の老人です。

    佐藤さんはご自身も全日本選手権を10連覇されたことに加え、

    世界女王となった娘の有香さんや荒川静香さんら多くの選手を育てた名伯楽です。

    浅田選手との出会いは、故人となった最愛の母国子さんのコーチ就任への懇願でした。母の愛は強しです。

     

    そんな佐藤コーチと師弟関係を結んだ際、

    佐藤コーチが最初に伝えた言葉は「51%49%」指導法。

    佐藤氏は指導する立場故に、コーチの意見は51%、残りの49%は選手の意見。と言うものです。

    この指導法のもと浅田選手と佐藤コーチは信頼を高めていったそうです。

     

     

    次号予定★竹内智香、高梨沙羅、渡部 暁斗、平野 歩夢、平岡 卓